2011.12.02 Friday
▶‘11年 戦争と平和を考える市民のつどい◀
アジア・太平洋戦争開戦記念日
第1部 「非戦を選ぶ演劇人の会」有志によるピースリーディング (1時間30分)
『それゆけ安全マン!?』
“レントゲン・チェルノブイリ・フクシマ 〜 2011.12.7 沼津 "
▶作:相馬杜宇・清水弥生
▶演出部:丸尾聡
▶出演者(50音順):
相馬杜宇・猪熊恒和・占部房子・円城寺あや・大沢健 ・小山貴司・金井良信・坂手洋二・田根楽子・土屋良太・西山水木・松村武・みやなおこ
【第2部】 演劇・平和・原発 … ユーモラスに熱く真摯に語ります!
作者・役者による トーク&トーク
「それゆけ安全マンin沼津」が出来るまで。
(40分)
▶と き 12月7日(水) 夜6:00開場 6:30開会〜9:00閉会
▶ところ 沼津市民文化センター・小ホール
▶当日券 大 人 1,500円 (前売券 1,200円)
高 校 生 800円 (中学生以下無料)
▶主 催/ オリーブ・ジャム 共 催/ 沼津母親連絡会
▶問 合 せ/みどり合同法律事務所 TEL(931)4471
▶チケット取扱/沼津市民文化センター など
私たち「非戦を選ぶ演劇人の会」は、二〇〇三年、アメリカによるイラク攻撃と日本のイラク派兵に反対するために永井愛、坂手洋二ら演劇人同士がよびかけあい、発足した会です。その後も平和への願いを表現していく活動を継続し、ゆるやかにつながりあい、広がってきました。恒例になりつつある年一回の朗読劇では、紛争や迫害によって困難に陥っている人々を支援するために現地で働く団体等へ、収益金を寄付しています。東日本大震災以降、メンバーで話し合い、一致したひとつの思いがありました。それは核エネルギーは核兵器と切り離すことのできないもので、原発を肯定することは、戦争に「加担」することにつながっているということです。
この朗読劇では原発をテーマにしたお芝居
を創ろうと決意した高校生演劇部員たちが、みずみずしい感性を持って、原発は「安全だ」とか「安心だ」とか語る人と対峙します。実在の人々の証言にも触れ、原発を支える差別構造、はらんでいる矛盾を知っていくなかで、脱原発の可能性を模索していく体に仕立てました。
この作品は6月に東京で上演しましたが、それから半年で事態は大きく変わりました。今回の上演にあたり、情報を大幅に入れ替え、原発問題の「今」をお届け出来るように心掛けました。
脱原発を目指していくことは「非戦」への一歩だと思います。
背筋の凍るような、あるいは笑うしかない現実を共有し、繋がっていけることを願っています。
非戦を選ぶ演劇人の会 unitチワワ(円城寺あや、清水弥生、相馬杜宇)